lost my past

goodbye my past truth

『たかが世界の終わり』感想まとめ

2017年2月24日(金)『たかが世界の終わり』を鑑賞。
まず、すっごく辛かった。なぜか私が自分の人生後悔した。今よりもう少し、自分とか家族のためにできることってあるかもしれないなと思った。でも、遡って、またルイの人生を想像するに、そう気付けたとしてもできたことなんて何一つ無かったと思う。だから後悔する。ただただ後悔した。ハァ。
世界の終わり、といえば、世界といえば、つい先月舞台『世界』を観てきたけど、あっちの方がまだ救いがあった。どいつもこいつもダメなヤツだったけど、人と出会って、関わって、ほんの少しだけ変わったりした気がした。でも今回はダメ。どいつもこいつも、ダメ。でも、結構世界ってこんなもんで、すっごくキツい。淡々というか、滔々というか、大して救いのない、まるで我々の日常のような世界を見させられたなあという感じ。厳しい。ほんとむり。全然ホッとしなかった。これが世界の終わりかよ、、と思う。たかが、世界の終わり、と思って見に行ったが、たかが世界の、終わりと言う印象を受けた。
こういったものをここのところよく見ている気がする。強いメッセージ性は無い?というか、作り手からの「ここでこう思ってくれ!」というのが透けて見える作品ってあると思うけれどそうではなく、そこはわかりやすいようには描かないで、受け取る側に限りなく全てを託すような、人任せのようで、放りっぱなしでもなく、作品と私達との隔たりがとっても薄くて自分と混同されて傷を深く負うような作品。もう一度見ろと言われたら、ちょっと悩む映画かな、キツイから。

CLUB SLAZYを観劇した

先日、CLUB SLAZYを観に行ってきた。ペダステで2.5次元に片足突っ込みはじめ、ミュージカル刀剣乱舞のLVを一緒に観に行った友人と2人で。
SLAZYといえば、イケメン俳優さん達がいっぱい出ていて、bambinoシリーズのような作品なのかな?と思っていた(しかも、bambinoシリーズ厨だったので、はじめはつい劣化?という印象を持ってしまった)。
物語の立ち位置としては、その印象は間違っていなかったと思う、中心を軸にしたマトリックス図、あれにしたら近いところに居ると思う。
しかし皆さんの歌の上手さには大変驚いた。何人かは絶対上手だってわかっていたけど、全員のクオリティがすごく高かった。
太田くんはさわやかだし、加藤くんはキュートに、米原くんの声量は抜群、ソプラノリコーダーからアルトリコーダーの音が出てくるようなあのハスキーさは相変わらずの魅力で、藤田くんはとにかく断トツセクシーに歌い上げる。法月くんは初めて拝見したけど伸びが凄くてため息もの、倉貫くんも相変わらずの安定感。
そして何が一番良かったかというと、歌にそのキャラっぽさが出ていたこと。ご本人たちの歌の上手さや楽曲の良さだけでなく、歌がしっかりキャラクターを通っている感じがとても良かった。来るんだよな〜、気持ちが!
そんな事は当たり前のような事なのですが、最近、それは君(キャラ)じゃなくて君(役者)が歌っているね?君(役者)のカラオケ大会なのかな?と思う舞台を何作か観て違和感とかガッカリ感を味わっていたので、意外な作品で満足感を得られたな!という思いでした。
願わくば、あんなに良い役者さんたちを、もっと大きな作品で観てみたいのだけどなあと常々思います。
まあもちろん、ブロードウェイミュージカルだけが大きな素敵な作品、という訳でもないのですが。しかし2.5界隈は、本当に素晴らしい役者も、何年経ったって学芸会のような役者も、コンパクトなところに纏まってしまっているようで、どこか寂しい気持ちがあります。
飽和状態はとっくに過ぎただろうと思っても、まだまだ混ざりあって膨らむ2.5界隈の行く末はどこなんだろう。

そんなことはさておき、CLUB SLAZY。正直イケメン拝みに行ったのに充足感に満ち溢れた舞台でした。行けて良かった!

機動戦士ガンダムUCを4Dで見た

機動戦士ガンダムUCep7のMX4D版を見てきた。
4Dは多分楽しいし、誰か誘おうかと思ったけれど、ガンダム好きな友達が居ないので諦めた。(居るけど専門(?)が違う。)
平日の真昼間。一人で行ったけど、同じ回を見た人たち皆一人だった。わかる。
本編始まる前の予告の時間には、TV番組風に、TOHOオススメの作品の予告などが流れていた。シビルウォーの予告(映像は無し)をされて私は辛い事思い出させるんじゃねーわと思った。
さて本編。の前にサンライズのロゴwithハロに合わせてガタガタ動く椅子。大変驚いた。始まるよ!っていうね。わかる。同じ列に座っていたおじさん、楽しみ過ぎてだいぶ早くから入場して予告の時間寝てたもの。始まるよ!っていうの、大事、わかる。
4Dはそこそこ楽しかった!椅子がガタガタ動いて、初めは落ち着かないなあと思ったけど意外にもすぐに慣れた。
数回だけ、いやここは前に傾いて欲しかったな?等の違和があったけど、そこそこのスターツアーズ感で楽しめた。
特に戦闘シーンは非常に楽しめた。あの辺りがきっと4Dの醍醐味という感じだと思う。家で見るより何倍も興奮した。
全部見ている筈なのにリディとマリーダが戦うところはキツくて泣いた。リディを取り巻く環境のバカヤローコノヤロー。(リディ本人は嫌いになれない私だめんずうぉ〜か〜かもしれない。)
これは集客出来たら次もやるのかしら。何やるのかしら。ジオリジン?サンダーボルト?オルフェンズ?わからないけどなんか楽しみ。
ちなみに通常より約1000円高い4D。インターネット予約した為、払った感覚が無くて高い印象も薄れてしまった。

でも直近の映画館的目玉・スターウォーズは、はじめは4Dじゃなくていいなって思った。
だって落ち着いて見たいもん。
今回は話がわかっているから楽しめた部分があると思うな。2回目以降なら候補に挙がる感じ、そういう4Dだった。

ところで、「ep7を見に行くのだが、行く前にep6までを見たいと思っていたのに気付いたらうっかりもう前日だった。ep4、5、6を見るつもりだったけど仕方がないからep5、6だけで見に行こうと思う」と話したら「いいじゃん!そのうちテレビ(金ロー)でやるんじゃないの?」と言われて「?????????????????」であった。

( e p 7 … ! ! 確かに … ! ! )

スターウォーズ フォースの覚醒は12月18日公開!要チェックやでぇ!